20110227

山!

今年の僕は なにやら「山」に ご執心です
今回は茨城県は筑波山であります
暗いうちから登って頂上で日の出を拝むという計画

2月末の暗くて寒い登山道はまるで「注文の多い料理店」の冒頭の雰囲気
単三電池2本の灯りを頼りに山頂を目指します

何もかも予定外、
道に迷て辿り着いた先の岩間に石仏数体を発見したり
山頂の唯一の「暖」が自販機のコーンポタージュだけだったり
登頂したものの日の出まで2時間待ちだったり
文字通り「過酷」が続きます

下山後の温泉、超空腹での食事、靴磨き、死んだような睡眠
そうゆう事全部ひっくるめて楽しいのであります
あとは筋肉痛を待つばかりです

20110219

レッツ盆栽 !!

前から気になっていた国風盆栽展を観に行った

これは素晴らしいとしか言いようのない、
今までの感動とはまた別の感動というか
事前の勉強無しで行ったからか、次々と発見があって
うわぁ〜 うわぁぁ〜と溜め息出っぱなし

興奮して手から背中から、汗は引かないし
のどは渇くしで、ものすごい展示でした

まあ なにより相手は生きている芸術
しかも僕より少なくとも数倍は生きている先輩ですからね
生き物と生き物の真剣勝負みたいな感覚

さすがに涙を流している人はいなかったけれど
ひとつの盆栽の前で ずっと心で泣いてるひとは数人いた
僕自身の込み上げ具合もかなりなもので
特にお気に入りの前では30分くらいはいたろうか

下から覗き込んだり、下草との対比や
成長の過程とか、また別の物語を想像したり
自分の子供の頃を思い出したり 次々と鑑賞方法が出てくる
十分すぎるほど刺激になった

機会があったら次回も是非観に行きたい展示になりました

20110213

そしてその始終を澄まして見ていた地蔵菩薩

最近ニット帽の折り返しの中に
よく落ち葉を入れる事がある
ここが一番キレイに家に持ち帰れるポッケだ

しかし注意しなくてはならない点がある
それは、帽子を脱いだとき

今日の根津美術館
素晴らしい庭で、葉っぱを拾ったが
その後、館内の仏像に文字通り脱帽してしまい
葉っぱが落ちた事はわからず観ていた

フッと気の抜けたタイミングで
外人さんに肩を叩かれ
ニコニコ顔で葉っぱを渡された
ありがとうと言い
僕は帽子をかぶってポッケに葉っぱを入れた
そしてお互いに、ニコニコ
この葉っぱの価値を共有したようで
とてもうれしかった

そしてその始終を澄まして見ていた地蔵菩薩


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観たい!楽しみ!
根津美術館とメトロポリタン
光琳のカキツバタ

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20110210

だけど鉛筆には戻らなかった

最近ペンインクを最後まで使い果たした時に 思いだした事
それは ボールペンは大人が使う筆記具だと思っていたこと

大人は鉛筆やシャープペンシルを使っていないなと気付いたのは
中学生の頃だった、字が下手(今でもそうだが・・・)な
僕は高校に入ってノートをボールペンで書くようにしてみた
もしかしたら巧くなるかもしれない と思っての事だったけど
やっぱり 字は下手なまま

だけど 大人ぶった僕は鉛筆には戻らなかった。
最初は書き直せない恐怖みたいなのがあったけど、
次第に書き直さなくても良いという気持ちが出てきた
それから 消しゴムを持つ無駄が無くなった分、
授業についていけるようになったと思う

ゴチャゴチャしたノートは誰にも見せず
清書した別の復習ノートを見せていた



今は台湾で買った一番安い水性ペンが凄くお気に入り
そして、これからは逆に鉛筆をなるべく使おうともおもう