20090329


葬儀とかもろもろの片付けに乗じて畳表の張り替えをした。
計算すると約25年目の張り替えとなる。
畳をひっくり返してみて初めてわかる構造、
畳の下は板で、その下がもう基礎土なのね。

通気が良くて畳も呼吸できる最近の高気密云々とは違う構造、
勉強になった。

「カビてないし、虫もごく微量で上等です」と畳屋さんが言ってくれた
聞けば彼の親父さんの施工だったようで、2代でお世話になることになった。
なんかこんな関係良いな〜と思うた。気さくな人だったし。

やっぱり新しい畳が来ると、部屋というより家全体の
雰囲気がピシッと絞まる感じがする。匂いも最高。

20090328

今期最後の雪


もう今期最後だろうな・・ と思わせるような雪がサラ〜ッと降った。
タイヤ交換とか、花見とか、春雷とか、ふきのとうとか
ダイエットとかいろいろ活動開始な時期が来るなと、身構える。

20090327

プロフェッショナル・仕事の流儀

プロフェッショナル・仕事の流儀
というnhkのTV番組は良く見るが、
次回のまた次回(次々回?)のプロは
建築家/伊東豊雄さんのようです。

学生時代 (もう10年も前か・・・)に建築科の友人から
せんだいメディアテーク
「海藻が海中でユラユラ揺れているイメージからカタチになった建築」
の話を聞いて以来、どんな発想してんだろうと気になってたひとです。
(実際行ってみるとすごい面白い)

数年前、雑誌で見た時は、すごく派手なネクタイとクツシタを履いてた印象がある。
そこもチェックという事で楽しみ。

勿論、仕事の流儀も楽しみ。

20090324

ふつふつと



ふつふつと写真欲が増している。

写真以外の事を考えて、写真を撮ると思ってる事が素直に出る。
泣いちゃうくらいのテーマを持って散歩に出ると、それなりの
写真が撮れるのだなあと実感した。

きっかけは何にせよ、心が動いている時期に
パッと撮らなくては。
その時が、いわゆるシャッターチャンスなのかも知れない。

20090320

shuffle

ipod_shaffleが新しくなった
良いとこ無しというより、悪くなってない?
全然欲しくない

手持ち2台は すり減るまで使用します
初代ガム世代 → 旅先で充電しながら部屋BGMに使用
クリップ世代 → 外出時もしくは車載使用

ん〜 今後のshuffle像が心配だ 
新機能は全部要らないから、ネガワクバ、
曲間の音量自動調節くらいつけて 修正してくれ

20090318

はい、おつかれさん


父の葬儀、無事終わらせる事が出来ました。
見送ってくれた皆さん、本当にありがとうございます。

今回は親戚や友人の存在、
それぞれの父に対する思いが凄く感じ取れた。

赤飯炊いたり、自宅で通夜をしたりの手作り葬儀。
昨夜の葬式の後、自宅で家族三人が祭壇の前で最初に言い合った言葉は
「はい、おつかれさん」でした。

20090313

慶子の電話を待っていた

23時57分慶子(妹)からの電話が鳴った。
容態が急変し息も絶え絶えの時に、母は電話に出られず。
僕が出た。「明日、帰る事にしたから。」「そう。今父さんが・・・・」
最後に聞こえないかも知れないが、父の耳元に電話をあてた。
慶子の最後の言葉を聞いた瞬間、逝ってしまった。
家族4人が揃って見取ったように感じた。

慶子が最後、何を言ったかは聞いていない。

20090311

偏食&偏眠

しばらくパソコンをONしていなかった。
ここ数日は感情の起伏激しく、
偏食&偏眠で口内炎の数が、今までの人生で一番多い。
頑張らなくては。

坂本龍一" out of noise"が凄く今の心境に合う。
その他、最近の榎本心によく浮かぶテーマは
・無伴奏チェロ第1番のサラバンド/バッハ
・第9交響曲の第1楽章冒頭/ベートーベン
・ティンサヌグの花(沖縄民謡)
・イフンケ(アイヌの子守唄)
すごい組み合わせ。

20090304

念仏調の方丈記

「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとも水にあらず。
 淀みみ浮かぶうたかたは、ムニャムニャ・・・。」

葬式念仏中に和尚は立ち上がって方丈記の序文を念仏調に唱えた。
進化系念仏を初めて聞き、退屈しなかった。

総じて、
「あの世の修行はいろいろあるけど大丈夫、頑張れよ!みんな拝んでるぜ!」
みたいな事を言っていた。皆はいつもの念仏ってな具合に聞いていたが、
俺は少しジ〜ンと来たぜ 和尚!南無。

たまらない。


朝、冷え冷えの風呂場でお湯が出てくるまで裸でブルブル待つ。
または夜、冷え冷えの布団に勢いよく入る。(その後足で湯たんぽの位置調整)
声は出ないけど「おぉぉぉ〜〜」と腹底から唸るような声が出る。

寒い朝に暖気してる車にバッと素早く乗り込む。
または寒い夜に、ラーメン屋に入った時の眼鏡のクモリ具合。
声は出ないけど「ほぉぉぉ〜〜」と暖か息が出る。

この時期に たまらない瞬間。

20090303

夜の片手大車輪

薫おじさんが亡くなった。

とにかく「スゲ〜」としか言いようの無い存在だった。
おじさんとの思い出は、毎回インパクトがありすぎて
ハズレが無い。そんな人。

僕が高校の頃、薫おじさんにケンスイ何回出来る?と言われて
実際にやった事がある。僕は8回でバテたけど、
おじさんは息も乱れず50回やってのけた。
その時は「まだ出来る!やるか?」と言われて僕が止めた。
還暦近いおっさんの域では勿論無い。
こんな大人もいるのか!とビックリさせられた。

同じ頃のお話、仲間と飲んだ帰り、お迎えにいったおばさん。
一緒に中学校の校庭を通ったとき、鉄棒しはじめるおじさん。
気付くと大車輪。酔った勢いで片手大車輪してたそうな。
なんとまあ。

月夜の夜に鉄棒で大車輪するおじさん。
シルエットで眺める心配そうなおばさん。
聞いた話だからそんなイメージから離れない。良い絵だな〜。
このお話は、家までの帰りに何を話したのだろうと
想像するのがいつも思い出す時の楽しみ。
たぶん会話無しで一言「・・・・。」とだけ言ったにちがいない。