藤部 明子さんのメモラフィリアという写真集を借りてきた
Memoraphilia : "A love of memory and memorable.
A disposition toward remembrance.
メモラフィリア:記憶や物への愛、愛着
引き寄せられて回想にふける心
・・・どうして人は物事を覚えておきたいと思うのだろう?
どのようにして覚えておくのだろう?・・・
そうそう。そうゆう事なんだよと頷いてしまった。
巻末のチェベ・ファン・タイエンさんの
「個人的メモラビリアをめぐる18の随想」も
深く深く同意する。
他人から見ると何も価値の無いものでも、大切な宝物になってしまう。
子供ががらくたを宝物として集めるように
メモラフィリアとして物や音楽や記憶自体を収集しようとする。
僕の撮る写真もこのメモラフィア(記憶)の収集なんだと直感した。
いつも心が動いた時、と表現していた感じが収集したいときに結びつく。
そのときの音とか温度とか感覚とか、そんな物事まで写しておきたい。
そして、あとで引き寄せられるように回想し愛したいのだ。