20140627

買いだめしないよ

『まさか!』と酒屋の店員に言ってしまった
竹鶴の12年がいよいよ店頭から無くなった

終売は知ってはいたが、その時分になってしまうとなんだかなあ
いちばん好きなお酒の銘柄が無くなるのはなんだか寂しい
昨日の晩、最後の一杯をあおったのが最後だったのだな

It's a good day to die そんな別れ方
買いだめしなかったのはそんな別れの自己演出(してみたかった)

旨さと安さを考えたら、これほど心地よい酒は無かった
瓶底に少し残ってるなぁ

20140624

八戸が危機でらよ


完成度高いので、見入ってしまって
八戸の危機はなんだろうと思ってしまう

いずれにしても
できるっきゃ! 絶対でぎるすけ!

20140623

ほんまに天才か

ピカソを酷評している文章を読んだ
スゴく勇気づけられた

たとえ自分が無知であったとしても
その時々での自分の考えには自信を持つべきだ

ということで
ピカソについては
ばら色の時代までは絵として好きです

20140622

完璧な15時

パインの甘酸っぱさと
パイ生地の少しの塩気と
控えめなカスタードの甘み
コーヒーの苦みと
ミルクの甘み
日差しと木陰のバランス
少し高めの湿度と
風のソヨソヨ感

想像と即行動で結構簡単に作り出せる
この時期の考えうる完璧な15時です

その後、まったりと寝ながら蝶を撮影
場所はまだ秘密です

20140620

放出しなくては

最近、キラキラと光る朝の新緑を見ていると
デジタルの画像をみているように錯覚してしまう事がある
浸食されつつある僕の見るという感覚

マズい、アナログで
取り戻さなくては

この中に、きわめて解像度の高い
僕の気付いていなかった空気感や
忘れてしまった感情まで、たくさんの情報が
詰まっていると思うと、写真ってなんて
素晴らしいツールなのだろうと思う

あとは皆の中にあるだろう 近しい記憶をも呼び起こすべく
表現するだけ これがまた難しいのです
撮ってみてるだけじゃダメだ、放出しなくては

20140615

少々の緑色

確か4月だったろうか
店主さんとお話してて「6月はスゴいよ」
って言われたのを今日思いだした

今月は毎週SAIGADO行き決定です
たぶん駐車場は埋まっているだろうからバイクで



今日拝見した ある人の絵は
どれも気付かないくらいの少しの緑色が
アクセントになっていた
見終わってからもその人の特徴が思い出せるくらい
印象に残った良い絵だった

帰りは小雨の中 バイク乗り
新井田川にさしかかった時、フッと潮のにおいがした
絵の中の少々の緑色と重なったように感じた

20140614

古池や

先週、僕はカエルが池に飛び込んだ音を聞いた
そう、あの俳句の光景

それまでは、あの有名な句を読んだとき
石か何かが水にポチャンと落ちた時の音を
その音だと想像して読んでいたのだと 気が付いた

同じような音かも知れないが、体験してからはまるで違う
その日の天気や情景、考えていた事までよみがえる
その日にタイムスリップ出来る17文字になった

俳句は詠んだ人だけではなく読んだ人の体験をも
呼び起こす側面があるようだ

写真のそれと似ている

20140608

山の力だね

名久井岳に登って叫んで来た
山頂には他の登山者もいたので、心の中でネ 

山に登るうちに
自分の心のモヤモヤは、これからのワクワクになって
山頂に着く頃には、少し晴れ晴れとした気持ちになっていた
バカヤローがヤッホーを通り越してエイドリアーンになった感じ
山の力だね

20140605

風が吹くと和音

何週か前の即席熊鈴
カタチを変え変え
スナップボタン付き(しかもluggage label
のタイプに落ち着いた


イチジクの枝にも取り付け可能
風が吹くとナイス和音

来年あたりラゲッジレーベルのラインナップに
クマスズがあったらそれはタブン僕の仕業です
無いけれどね

20140601

ではまた種差で

5月初めの早朝、撮影に行った白浜海岸で1人のおじさんに会った
聞けば10年もの間、朝に夕に種差へ通って写真を撮っているのだという

「今度月末に写真展をやるんだ、よかったら見に来て」と言われ
まあ、よくある普通のオジサン写真だろうと思って見に行った、、ら。

スゴイひとだった、
たぶんバシバシ撮ってる、撮って撮ってカメラを壊す人だろうと
いうくらい撮ってるのが解る。そんな写真群
そしてちっとももたつきの無い、安心して見られる写真展だった
こんな人も八戸に居るのだなぁ

久しぶりにいろんな写真のお話しの後、
「ではまた種差で」と言って別れた。二人の雰囲気に合った別れ方だった

あとから思い返すとあの佇まいは
陸沈という言葉が当てはまるのかも知れない