20101028

良い質問とは?


例えばバス停に立っている人に
「バスで行くのですね?」と質問をしたとする
「はい」としか言いようのない、そんな質問をする人がいる

心に浮ぶすべてのことを話す
世にいう「おばさん」のような言葉や質問
「無意識のたれ流し」ってやつの質問バージョンとでもいうのか

次の僕の行動を見るまでもなく見れば解るじゃない、、と思うのだが
せめて、「何時のバス?」とか「何処まで行くの?」とか聞いて欲しい
そんな人に最近よく会う

「一を聞いて十を知る」のは素晴らしいが
「一を十個聞いて解らない」のは最悪だ

人はさまざまな事を無意識に考えている
その中から何を話すべきか、何を質問すべきか
常に選択しなくてはならない
十を知るための最良のひとつの質問を

「だけど実際、質問ってのは難しいことでね
 本当に巧く質問をするという事は
 もう答えが要らないという事なんですよ」
と小林秀雄は言う・・・・

今までそんな質問を受けた事があるだろうか?
こっちも未熟だ。気付いていないのかも知れない

とにかく

僕は、こんな人もいるのだなぁと思いながら
また、僕自身もこんなつまらない質問をしていないかと自問しながら
「はい」・・・と答えるだけにしている

『大勇は忮わず』

20101024

とらえる事

日々の中にいろんな事を捉えるのは大切だ
そして、捉えた事に対して自分なりの考えを巡らす事が
その人の感性となると思う

今日ビックリした事は
ラジオを聞きながら本を読んでいたら
雨が降ってきて急にドシャ降りになった

と思ったら

N響定期演奏会の拍手が
急に大きくなった(指揮者が出てきた)だけだった

「大聴衆の拍手が雨音に聞こえてしまった」
この体験をいろいろ捉える

聴衆一人一人が雨の一粒一粒とかさなり
想像が雨と拍手を行き来する
指揮者は地球、水と地表は演奏者、今日の聴衆は日本人、演奏時間は気まま

雨音を拍手と想像すると
何か頑張っている人に向かって拍手しているみたい
ブラボー、ブラーバ!

奄美の人には気の毒だけれど
次回のどしゃ降りが少し心待ちだ
それまでに色々と頑張らないと

雨音を聞いていたら寒くなってきたので
お茶を飲もうとお菓子を探していたら
棚の一番奥から干し餅が出てきた
思わず拍手した

20101016

ウナギを食べに


ウナギを食べに
それだけを目的に今日は印旛沼まで行ったのです

凄く小さいお店、順番待ちの間の
ウナギを焼く美味しそうな匂いが・・・たまりません

目的を満足してマッタリと撮影会みたいになった
ゆったりした時間の使い方
やっぱり目的はひとつで、あとはその時の気持ちに任せるのが
一番良い小旅行の法則のような気がする

友人が撮った撮影するわたし
撮影に夢中になると自然と前のめりになります

Don't Think. Feel!

さてその撮影
久しぶりにピンホールレンズ
そして何年かぶりのカラー
さらに何年かぶりの高感度フィルム
天気の良さもあって手持ちで撮影可能だった

色の事を気にすると何かしっくり来ないので
途中から頭の中をいつもの白黒モードに切り替えて
何も考えずに直感撮影

予想外の指の写り込みはご愛嬌

20101013

求む!餃友!


友人からの「羨ましいだろメール」にこんな写真が
・・・餃子作っている

しかも写真の奥で何やらコロコロしている様子
・・・餃子の皮作ってる!!

なんて羨ましい。負けないぞぉ
でも1人で作る餃子は少し寂しいぞぉ

求む餃子友達!(関東近郊)
休日の昼から100個くらいの餃子に囲まれてビール開けたいなぁ
旨いだろうなぁ
いやぁ〜旨いだろうなぁ

叶いそうに無いから週末、独りで作りそうだな

20101010

二十一世紀の肖像

今日は東京都写真美術館へ
あとフィルムの買い出しに

写真美術館へ行くと毎回思う事がある
何故カメラを首から下げて展示を見る人がいるのか?

しかも見せびらかしたい雰囲気がガンガン伝わってくる
中古カメラ屋さんでもよく見る風景なのだけれども
写真展会場でやられると、はっきり言って邪魔!

一発かましたところで、展示のこと

二十世紀肖像
全ての写真は、ポートレイトである。

東京都写真美術館所蔵の日本のポートレート史みたいな写真展。
今道子さんの写真と初めて対面した
これは今回、楽しみにしていた事もあったがやっぱりイチバンの衝撃だった

そして毎回思う事だけれど
同じ感動を作り出す機材はもう既に僕に備わっているという事だ
カメラ、フィルム、暗室・・・全ての写真を撮っている人にとって同じ位置にある
ちゃんと撮って作品にしているかどうか、それだけの事
小さい写真でも十分感動させられる物があるのだ。

20101009

アイラとかカスクなんてのは・・・グビッ!


「地球上の人間の90%は土曜の夜のウィスキーボトルから生まれてきた。特に欧米ではね」なんていったのはジョン・レノン。生誕70年なのだそうだ

猛暑のせい?または地球温暖化を見越して?
ウイスキーが本気でブームになってきた。
ハイボール熱に拍車がかかって、ついにトリスまでリニューアルしてしまった。
雑誌、TV、駅の看板・・いたるところでウイスキー、ウイスキーと
日本の少子化問題も・・・なんてナンセンスですね、すいません。
それにしても騒いでいるのは、三得利ばかりだなぁ

かくゆう私もその流行に流されているタチなわけで
日勤夜勤の時間変化について行けずに無理矢理眠る為に・・・
なんてかこつけてちょくちょくボトルを買い漁っているわけです

実は馴染みのバーのマスターに、部屋飲みのオススメなんか聞いていたのだった
僕に選んでくれたのは「竹鶴」でした
これがまたナイスなお酒!
ハーフロックでもソーダ割りでも、何でもそれぞれ旨いのです
その時々で飲み手に合わせる酒は、部屋飲みにまさしく最適!
アイラとかカスクなんてのはそれなりの場所で飲んでこそ旨いのだ
ガンバレ! ニッカ! グビッ!

さて明日もお休みなので、もう一杯。

20101003

来週は雨か・・・残念。


何年ぶりだろう、一眼レフのバラしをした
調子の悪い2台を調子のいい1台に組み直し

それにしてもこのカメラ、もう何台”ニコイチ”にした事か

10年以上も前にバラしたカメラなのに
結構要点を憶えていた。ここのネジは逆ネジのはずとか
ここのカニ爪は年代によって逆ネジかどうか分かれるとか

久々にドキドキしてきて
出来上がってから空シャッターを何回も切った

昔の気持ちで撮影したいが為に、修理から始めたのに
来週は雨か・・・

ちなみに僕はこのカメラの30分の1秒のシャッター音がたまらなく好きです

20101002

そちらにまだ お住まいですか?


ガス屋さんから電話がかかってきた

そうかそうか
今の家では、ガスは湯沸かしにしか使っていなくて、
猛暑が続く限りお湯は使わない決まりを作っていたのだった
つまり水シャワー

数ヶ月、基本料金しか払っていなかったのを不審に思ったガス屋さんが
心配したのだろう、電話をかけてきたのだった。

「ここ数ヶ月、水シャワーだったんですよ」と正直に言ったら
「はぁ」と ため息と呆れと両方の意味を込めたような返事が返ってきた

本日の昼飯どき



トマトのパスタは我ながら旨かった
ニンニクと挽肉、トマトと茄子の相性は文句なし

そういえば最近、麻婆豆腐とか赤い料理を作るようになってきた
必然、調味料棚の最前列は赤いものだ
鷹の爪、花椒、近所の中華屋さんで作った辣油などなど

強いて言えば火力が欲しい
電気調理器では立ち上がりが悪い
調理がいよいよ佳境に入ったところで
サーモスタットが入って電源が切れてしまう事もしばしば
あれは萎える

まあ、うまく電気調理器とつき合うのもまた楽しいのだけれども
やっぱりガスだよなぁ・・・なんて考えてたら

ガス屋さんから電話がかかってきた
「そちらにまだ お住まいですか?」と