20101129

写真と額縁



額縁は作っただけでは終わらない
その中に何か表現したくなる
自分で作ると よりいっそう 思いは強くなる

20101123

もっともっと

目的の展示より併設の展示の方が心に残る事がよくある
今日は東京国立近代美術館へ鈴木清の写真展へ

でも
麻生三郎展のほうに やられた
作品のほとんどに赤があって その赤は
白黒写真で使う暗室ライトの赤の濃さの感じ
そのせいか妙な親近感が湧いて作品の中に入り込めた

初期の作品では
「僕は絵を描きたかったのではないか?」と思ってしまうほど好きな作品たち
絵を立体的に盛り上げて描いていたりたり
人を空想のオブジェに置き換えて描いていたり
いろんなアイディアを試している

後期の作品では一見すると古い家の壁を切り取ったようなものばかり。
全体的に暗くてゴチャゴチャした非常に見づらい感じだけれど、
よくよく見ていくとアップだったり全体像だったり、いろんなモチーフが
ひとつの画面に多く配されていて双方を感覚が行き来する。
色や形や明暗で分けるともっともっと出てくる

ずっと見ていたら
「もっともっと見せてやる」と絵に言われて、
怖くなって逃げるように出てきてしまった。

こんな経験初めてだった。そして見たあとの余韻
「もっともっと見せてやるのに」と頭の中で彼の絵がまだ言っているようだ
12月19日まで
また機会があったら、そして勇気があったら行きそう

おんなじだ

そして今日最もビビッと来たのは麻生三郎の略歴を見た瞬間だった
3月23日誕生 ・・・僕と同じだ(意味は無いけど)

黒澤明 北大路魯山人 と同じだ(本当に意味は無いけど)
ついでにいまググってみたら梅佳代さんとも同じだった

彼女の度の外し方は少し似ていると思っていたのだったが
梅さん以外の御三方の方面に少しでも近づけたらなぁ・・と

20101122

ノ〜 カエタ〜ノ

ゴッホ展の自画像を見てて思ったこと
映画「talk to her」の主人公の1人に似てるなぁと

動画で確認すると・・・微妙?だった
オデコと目の辺りが似てるのか?泣きそうな雰囲気が似てるのか?
まあ似てるといえば 似てる(ナナメ45度の角度で)



似てる似てないは『微妙に似てる』で解決したが
そのかわり今度は、カエターノ・ヴェローゾが耳から離れない
先週はずっと「アイ、アイ、アイ、アイ、ア〜〜〜」

ずっとジョアンのボッサクラシックみたいなのばっかり聞いてたので
あまり好きじゃない歌手だったけれど
俄然、大好きになってしまった

彼のディスコグラフィ50枚くらいあるんだけれど、どうしよう

20101121

政局 政界報道と政策報道

大臣が失言した
野党の参議院での問責決議の提出
大臣の辞める辞めない
総理の発言
各識者の考え

ここ数日のニュースは本当に無駄だと思う。
補正予算の審議で出てきた問題点とか
もっと身のある報道をして欲しい。
審議で失言問題ばかり話していたら報道のしようが
無いけれどそうでもないでしょう。

それともみんな、政策よりも政局に関心があるのか?
報道は政治への関心をもっと政策よりに牽引てほしいと思う

20101114

ゆっくりゆったり


ゴッホ展
予想していた通りの人の多さ、全然絵を見せてくれない美術館だなぁ
さすがコイズミ劇場

あまりの人の多さに、フェルト帽子の自画像はあまり見られず
最初にあったもうひとつの自画像をずっと見て
そして諦めて早々に出口を出たところの椅子に座った


朝の散歩で見た落ち葉の方がよっぽど印象が深かったと思い出す

ゆっくりゆったり見たかった

20101113

多摩川の河川敷にて


学生時代の後輩さんの披露宴

式の進行の半分くらいが旦那さん、結婚式のDVDを映すのも旦那さん
式のアクセントになっていたキャンドルも多分旦那さんがお手伝いして
作ったのだろう。こんなに旦那さんの作業が見える式は微笑ましい。
なかなか2人の性格が出た良い披露宴だったと思う

いい雰囲気にシャッター押すのも忘れてワインばかり飲んでいたら
あという間に酔っぱらって、そしてブーケトス。
いい感じの光があったのでそこに2人を立たせて写真を撮ろうと
思っていたのに・・・・撮れず。


でもほんといい雰囲気だったので
二次会には出ずに余韻を楽しみながらスッと帰った。

20101108

カボチャの割りかた

朝早く、起きて外の景色を眺めていたら
お向かいのおばあさんが玄関先に出てきた

おばあさんはカボチャを持っていて

地面に叩き付けて割った
そして割れた破片を拾って家に入っていった
ナルホドそんな方法があったとは

たしかに一個のカボチャを包丁で切り出すのはコツがいるが
包丁を振り下ろすより引力を使った方が自然なことだ

今朝はさっそく目から鱗がポロッと落ちた

20101107

計画


11月6日の私
  4時 起床ご飯を炊いて朝飯
  6時 仕事開始(写真を少し撮る)
 10時 仕事のペースが早いので帰省を計画
 11時 八戸までに着くまでの経路を計画
 12時 昼飯、同郷の同僚にせんべいのミミをお土産に頼まれる
 13時 持っていくものを考えながら(シッカリ)仕事
 15時 仕事終了
 16時 家を出る
 18時 靴を買う
 19時 新幹線に乗る(特上寿司)
 22時半 青森に着く
 23時頃 母の働く店(みろく横町)で少しご飯
 24時  お酒を飲む→ラーメン
 27時  就寝

朝10時の時点で12時間後までの行動を計画できるなんて初めてだな
しかも何百キロも離れている所まで移動(途中チャリを使うところまで)
してるなんて

昨日はその通りに実行した

そう考えると


そう考えると、毎日 家に帰って行き当たりばったりな
思いついたままの時間を過ているなと感じる。
近々にやりたい事は書き出してあるのだけれども
何事にも取りかかれていない

その取りかかりに繋がらないのをなんとかしたいと思っていた

毎日の思いつきや気分ではなくて、数時間前から
計画しているとスッと作業に入っていけるのではないかと思う
「さてこれから何しよう」なんて考えてはいけない

仕事でさえも目的意識を持って毎日しっかり集中してやって来れているのだ
毎日寝る前の2時間くらいの計画なんて簡単だ

だって一瞬でこんなに計画できるのだもの
そして実行できるのだもの。
大変な事は承知している、そんな事は大変よろしい事。

カマキリは寒いと動かない、
寒いと動きが鈍いのは人間も同じだけれど、凌ぐ方法はいっぱいある
カマキリには、日が昇るのを待つことしか出来ない

はたして人間は恵まれているのか?と思いつつ
それでも何事にも頑張ろう、と思いつつ

20101102

どんぶり冥利


割ってしまった。
スローモーションで落ちていく どんぶり
右手にお酒、左手に蕎麦猪口

足を出そうか、イヤ、先週足を出して痛い思いをしたっけ
サッカー選手みたいに上手にトラップするイメージは出来ている
けど、やっぱりやめよう、ガシャーン

音と共に時間が普通に戻る
残念

最後にこのどんぶりで食べたのはさっきの親子丼
美味しかった
まさにどんぶり冥利に尽きる最期だった

ナンマンダブ、ナンマンダブ