20120430

もう1回

忘れぬうちに、また同じ映画をにもう1回観てた
アイディアが沢山浮かんできて暗い中でのメモに苦労した

その後、原美術館で杉本博司のプリント(ここらへんがTOKYOだよなぁ)
打ちのめされるほどの階調
写真という表現方法をしごく研究している人の作品だった
作品の落としどころと言うか納得のさせどころも巧い
もっと写真以外を勉強しなくては

映画の中で「銀塩写真の歴史の終わりに立ち会える」と言ってるのが
印象的だった、僕もその歴史に立ち会っている人間の1人なのだな

また彼は、常に数百のアイディアが頭の中にあるという
2度目の映画を観ていて、ジョブスの演説の事がパッと浮かんだ
杉本博司の興味に通じる興味が僕にもあって非常に悔しいというか
嫉妬というか、そんな感情のうちに映画を見終わった
もっともっと写真以外を勉強しなくては

映画につられて僕のはじまりの記憶を思い出してみたが
・・・恥ずかしくて書けない

20120429

白州正子の本棚

武相荘へ
ここは僕の理想の家
庭に瓶を置いて金魚を飼ってるのも
そば猪口に花を挿すのも
照明とか いろいろ手作りしているのも、
みんな武相荘からの情報(僕の出来る範囲でのネ)

今回は一人で行ったのでじっくり見る事が出来た
白州正子の本棚の内容をメモ
折口信夫の全集、南方熊楠の全集、小林秀雄、柳田国男

展示の次郎の言葉には勇気付けられる
(僕の事を見透かしているようだ)
庭で、ガレージでボーッとしすぎて、カメラを忘れて
帰ろうとする 無事回収

20120428

is this a painting?

ジャクソン・ポロック展/東京近代美術館
好きな絵もあり、嫌いなのもあった
いろいろな絵を見ていて、最近余白の事についてよく考える
余白や間が良い絵は ずっと観ていられるし発見がたくさんある

ポロックは立体的だなとおもった
レイヤーだ、重なっていると自分なりに理解
色や線の太さ、階調に注目してボーッとみてると
他のレイヤーがボヤケて気持ちいい余白のような空間ができる
そこが上手いのだなこの人は
色のバランス、線のバランス
意味の隙間、絵の隙間、僕の隙間
いろいろ混ざって絵の鑑賞が完成した

モチロンなにも考えずに1巡してから2巡目3巡目の話

20120427

ダブルで

夜はこれもかねてから観たかった映画
「杉本博司/はじまりの記憶」
実は先週のリクエスト本に挟んであった割引券を使って
レイトショーに向けてカプチーノをエスプレッソダブルで

かきつばた

根津美術館korin展を観に
去年の震災でお流れになった展覧会で
ずっとチェックしていたので悔しかったが
よくぞやってくれた

今日は東京も雨 ここの庭は雨の日こそ来たいなと思ってたんだ
燕子花は未だ1輪しか咲いてなかったけれど、雨と湿り気で
とってもniceな庭になっていた
池に落ちる無数の輪、土や苔に染み流れる感じ
雨が小石にピチピチとあたる音まで
素敵すぎる、気持ち良すぎる

本題の燕子花図と八橋図はもう書くまでもない
こんな雨のシトッとした日によく似合う
リズム感、金地に群青色、余白の間合いまで引き込まれる


20120422

あれもとこれも

一度何かをやりだすと
あれもこれもとリクエストが出てくるのも毎年の事

本日のアレも



























と、コレも



























ソレも が出る前にパパッと片付けた

20120421

what are you doing this week end?

毎年毎年 連休前後は何か家の事をやっている
障子と襖の張り替え、網戸の張り替えなどなど
数年後には一巡してもう一度 尽きない

これも暖かくなってきたからだね
冬のうちにためていた思いを一気に発散する
ふきのとうみたいに
今年は先ずベランダの塗り替えから
素足で仕上がりを確かめる 気持ちいいなぁ
少しペーパー掛けしてマットな感じにしようかどうか
おおいに悩む

そして来週は結構おおがかりな事をやります

20120419

イケテル図書館を創る

図書館に本の予約ができるという事を
そしてもし、蔵書に無い場合はリクエストというかたちで
他の図書館から取り寄せ、または蔵書として 買ってもらえる
という事をご存知だろうか

図書館はそんな市民のリクエストが集まった
市民の本棚というのが本当の在り方なのだと思うのだが
八戸市立図書館の蔵書は結構地味だと若者に不評だ

僕は写真に関するのコーナーを充実させたいなと思う
年8冊までだそうだが地道に自分の街の本棚を充実させたい

そう、イケテル図書館計画

今日、図書館からリクエストしてた本が
用意できたとのメールがとどいた

図書館に僕のコーナーができる、まず一歩

20120415

ばっけ


暖かくなってきた

今日の匂いは「ばっけ」
これぞ春のにおい
春の青い苦み

20120413

必修科目

暖かくなってきた
今日は男の必修科目
タイヤ交換

雪降ってから「寒ィイ」って言いながらやる
それとは全然違う気持ち

そして男の必修2時限目
洗車

日がさした道路が濡れる匂いもなんとなく春を感じる
グラデーションをなして濡れる作業ズボン

20120412

土の匂い


暖かくなってきた
はじめに感じたのは、日がさした土の匂いでした

そろそろ梅咲くかな?

20120408

リクエスト


今年最初のポタリング
桜のツボミはまだまだな感じ
あと1ヶ月

春らしい匂いはまだ無い
はやく道路清掃してくれないかなぁ

20120406

最後の雪


まだ降るのか 雪

さっと降り積って
すぐ日が差して
融けて水がザッと流れる
土から屋根から湯気が立った

ほっかむりしたおじいさんが
ジグザグに足跡をつけていたが
次見た瞬間にはもう足跡は消えていた

きっとこれが最後の雪

20120402

思い出を辿るままに




旅の最後に少し新竹の街を歩く
ここには長い間ずっと住んでいた
思い出を辿るままに撮る撮る撮る
古い街の少し寂しい雰囲気
暗い路地から明るい道に出る感覚



久々にバイクに乗ったのも楽しかった
暗くなってから足裏按摩、夜食のテイクアウト
短い時間だったけれど今回の旅で得るものが沢山あった

20120401

いちばん感動したこと



お嫁さんが実家へ里帰りする日は
結婚式の翌日の昼と決まっているようで
その昼食の席に僕も招待してもらった

お母さんの手料理を囲んで笑い声が絶えない団らん
皆、ニコニコして昨日の話で盛り上がる
なんとも幸福に満ちた時間(少し涙ぐむ)
たいそう美味しく忘れられない食事になった

最終日の宿は お父さんお母さんのご好意で
離れの部屋を貸してもらった、
今回の旅はお世話になりっぱなしだ