20110131

拝啓「源たれ」様

拝啓「源たれ」様
あなたと同郷である事を誇りに思います

今日も焼き肉屋にこっそりあなたを持って行き
高級な肉をタブーと知りながらもあなたで食し
同席した全ての人を狂気乱舞させた事をご報告いたします

送別会の席で半分以上の時間は「うまい、いや〜うまい!」
と連呼させたあなた。なんて罪作りな

今まで台湾も含めて、いろんな地方でご披露させていただきましたが
やはり千葉県でもあなたは輝いていました

近く埼玉方面でうまいの声が聞かれるでしょう
上司は早速明日、近所のスーパーで青森の倍値でご購入の様子

20110129

無心で三点確保

今日は人生初ハイキング
職場で初登山に相応しい山を聞いたら
鋸山(ノコギリヤマ)を紹介してくれた
山の名前が素敵なので決定

1月なのに少し温かい今日
虫もいないし緑も少し残っているしハイキングに良い時期かもしれない
青森じゃ考えられない季節の感覚を感じながら頂上の330mを目指す

ハイキングマップを見ながらトンネルとか井戸とかのポイントを
通過する それにしても登りはじめて1時間、誰ともすれ違わない。
凄く不安になるがマップ通りに進んでいる 道は合っているはずだ

次のポイントは「東の肩」だなとマップを確認した時「崖」の文字が
目に飛び込んできた

「※崖難所あり」

崖の手前で気付いた

13時に出発したものだから、コース選びに
所要時間だけ気にして、難易度を見ていなかった
ミス!
誰ともすれ違わないわけだ

そしてマップ通りに崖が現れた
踏み外すと転落する恐怖
のんびりハイキング気分だったのに
気付くと無心で三点確保で登っていた
カメラはとっくにリュックの中

そっから先は足元フラフラ、息もハアハア

登頂の開放感は素晴らしかった
自分の歩いてきた経路がだいたい見てとれた
2時間くらいでこんなに登れるものなのかと感心する

そして帰りは迷わずロープウェイ
まさに初登山に相応しい山だった
今度はもっと計画して登ります

20110124

お前、アブサンなんか飲んでんのか


僕にとって父を思い出す酒は
日本酒でもなくウイスキーでもなく
アブサンです

父と街へ飲みに出て、何軒目かでバーへ
アブサンのソーダ割りをオーダーしたら
「お前、アブサンなんか飲んでんのか』と言われた
父も若い頃は飲んでいたようで、
当時は「一発で酔いたかったらアブサン飲め」
と言われていたくらい安価でぶっ飛ぶ酒だったと話してくれた

「やっぱりロックじゃなきゃ」
2人で当時のスタイルで数杯飲み交わして
2人で記憶をぶっ飛ばして気付くと朝だった
父とバーで飲んだのは、後にも先にもその時一回だけ

なぜ街に出たのか、何を話したかも全然憶えていない
ただ、父とアブサン飲んで気付くと朝だったという思い出
もっとスマートにかっこ良く飲みたかったけど
それもまた良い思い出

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 東京駅の八重洲地下街のリカーショップに行ったら
 ペルノ社以外のアブサンが数種あったのでスイス産を購入
 帰ってシッカリぶっ飛んで寝た
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20110122

2月のお楽しみ

是非行きたい展示がある
国風盆栽展
一周すると数人は泣いているらしいのです
そんな展示風景見たこと無い
盆栽は不勉強だから・・・なんて関係ない、
先入観無しだからこそ楽しめるんじゃない
ってなもんで今から予定たててます 会期は1週間

盆栽体験一発目が国風なんて素晴らしい
今からワクワクです

その他見に行きたいのは
ハートビート展/ワタリウム美術館
墨宝 常盤山文庫名品展/根津美術館

20110116

放心でトイレに逃げ込むの図


今日は千葉の美術館巡り2館
まず写実絵画だけの新しい美術館ホキ美術館
写実絵画と写真の違いと捉え方を自分のテーマとして見ていった
最近の日本の写実絵画の風潮なのかどうかわからないけれど
どの作品も真黒の部分がほとんど無くて画面が明るすぎると感じた
本当に写真みたいな細かさとフェルメールみたいな構図に
スキがなくて全て見せられているようで
絵に隠された背景やモデルの気持ちが伝わってこない
写実だけが目的の絵に見えてきて心が動かなかった 残念

1点だけ「諏訪敦さん 《untitled》 2010年」がグッと来た
亡くなった人の顔を描いた作品で口の辺りから黒い「何か」が
フワッと無数に出ている 
魂が抜け出てそれぞれの家族や親類の心に染みる瞬間だと直感した
写真では表せない写実以上の新しい写実を見た気がする

腹ごしらえして次に川村記念美術館
川村さんという社長さんの趣味のコレクション展示と思ってたら
ぼくの不勉強ときたら恐ろしい
冒頭のレンブラントでさっきまでの写実のモヤモヤがぶっ飛んだ
明るいとか暗いとか思う前にガンガン伝わってくる

そして・・・
マーク・ロスコでもう放心
30分以上の放心の後 リセットのためにトイレに逃げてしまった
マーク・ロスコ病にかかったのか 感想(メモ)も書けなかった

その後、フランク ステラとか魅力的な作品がたくさんあったのだけど
放心が止まらなくてじっくり見られなかった
また来ようと・・・でも次回もダメかも

ドライブがてらロスコにあえる場所に住んでいる幸せを
これからの数ヶ月間堪能する生活を送ることになるでしょう

悲しみの不完全燃焼


雪が降った 窓を開けると真っ白
少しの寒さと 程よい湿度と 音の無さ
北国の人としてはやはりこの感覚が気持ちいいと感じるのか
普段の萎えてたテンションが普通に戻った

でも まだ もの足りない
お茶を飲みながらしばらく考えていた

火が足りないのだなと気付いた
やっぱり北国の人は、
悲しみを暖炉で燃やさないと冬らしくないよね

20110115

正月休みで感動した事


テレビは普段見ないので正月ぐらいはと
ダラダラ見ていたけれど
総じて面白くなかった

一番感動したのは
小沢征爾の復活指揮映像
楽しそうに踊るように指揮していた
弦楽セレナーデ

あと桑田佳祐の紅白一曲目もなかなかよかった

20110113

夢の話


初夢に続いて夢の話

とても幸せな夢を見た
夢を見ながら多くのことを同時に考え
多くのことを発見し、また多くのことにオオッと驚いた

夢の内容は覚め起きた今となってはあまり憶えていないが、
その発見は何十もあったと思う だからこんな幸せな気分で
起きたのだろう

寝床でメモを忘れないうちにたくさん書いて
この気分にしばらく浸っていた

見た夢の全てが正夢になって その時々で
「あぁ、あの時の夢の・・」という発見になれば
なんてまた幸せな気分になるだろうかと思う

どんな夢を見たのかは、たとえ「天狗裁き」にあっても話すまい

20110102

初夢みたさ


あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願い申し上げます

今年の初夢は
自動販売機にお金を入れて行くのだれども
「あれ?あれ?」
ジュースが買えなくてずっとお金を入れ続ける
というもの 出費多しの予感

おみくじは大吉だったのに
しかも文面には更に大吉の文字が二つもあったのに

だけど良い方向にだけとらえるようにします
きっと、その後は美味しいジュースが飲めたのだろう
そして爽快な気分になっただろう、きっと夢の後半では・・

2011年の年末には爽快な気分になっている事を願って
そして みなさんにとっても良い年となりますように

url → http://www.faros.jp
email → 5577@faros.jp
*写真は今年の年賀状