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パブロ・カザルス「鳥の歌」
をまたまた読んでいる。
1年に1回は読んでいるような気がする
毎回引っかかる文章が違うから面白い
今回もいろいろ考えさせられる
「ときどき私は暗澹とした気持ちでまわりを見回すことがある。いま世界を苦しめているこの混乱のなかで、人生の価値そのものに無礼がはたらかれている。美は私たちのまわりいたるところあるというのに、なんとおおくの人がそれに盲目でいることか!人間はこの土地の驚異を見ていながら、なにも見ていないようだ。人びとは熱に浮かされて生きているが、どこにいこうとしているかほとんど考えていないらしい。彼らは興奮のために興奮を求める。まるで途方に暮れて自棄を起こしてでもいるかのうように」