囚人服がピンク色の刑務所が外国にあるそうだ
そこでは再犯で戻ってくる人が減ったのだという
そんな事を思い出しながら
これから巻かれるピンクのギブスについて考えていた
「ギプスの色がいまピンクしかなのですが・・・」といわれたからだ
戒めもこめて「ハイお願いします」と言おうとしたとき、
看護士さんは笑っていた。そう、からかわれていたのだ。
その人は処置がすごく上手い人だった
上手ですねと褒めると
自分で足洗ってくださいと促された
周りの看護士は驚いていたが
心置きなく足を洗える事が最高のサービスと感じた
2週間ぶりにサッパリした足
空色のギブス
ピンクじゃなくても、もう再犯はご免被りたい