20091219

お習字

小学生の頃、習字教室に通っていた。
真っ黒な木の机と、真っ黒な木の椅子に座り
きちんと字を書くという事はあまり考えず、
同じ教室に通う好きな子の事ばかり考えて書いていた。

墨のにおいがあまり好きじゃなくって、隣の教室で
やってる少林寺拳法の方が本当はやりたかった。

先生から、
「字の格好はまあまあだけど、小筆と硬筆は駄目」と言われてたなぁ。



さて20年ぶりの毛筆。楽しくなってきた。
最初は慎重に書いていてストレスだったけど
誰に見せる訳でもないと思ったら楽になった。

軽く筆を持って、ドップリ墨を含ませて、そして、立って一気に書くと
すごい気持ちいい。手本も一回見て書いたら次からは見ない。

最初は左右に字がはみ出すくらい滅茶苦茶だったけど
だんだん文字の大きさもセーブする事ができてきた。

フレームに収める感覚は習字から習ったのかもしれない。
写真のそれと気持ちいい感覚が似ているようだ。