20160326

そういえば、僕は仙人の写真を撮った

15年も前の話だから忘れていたけれど

最近の枕上読みの「山の人生/柳田国男」と
今月のダイヤ改正に伴う北海道の廃止駅のニュースでハッと思い出した

僕は仙人に会った事がある・・・ようだ
ネット検索で、15年目にしてあらためてその存在を確かめ
夢ともうつつとも解らないフワッとした記憶は一瞬にしてよみがえった
そういえば、僕は仙人の写真を撮った

2000年頃、先輩につれられて行った小幌駅はまさに秘境駅
トンネルとトンネルの間の駅で、三方囲まれていて海にしか降りられないところ
昼頃に到着、帰りの電車は1本のみ、乗り過ごせない。

夕方、電車の時間を気にしつつ、駅辺りを散策していると
カーン、カーンと茂みの奥からノミと槌の音がしていて
導かれるようにケモノ道を辿ると・・・

山暮らしの人がいたのでした
聞くと、製材して売るのだとかなんとか・・・
写真を撮ってもいいかいと尋ねたら返答がなかった

もう暗いしなぁ とあきらめたけど
靴なのか靴下なのか判らないボロの穴から見える
カカトがどうしても気になって撮りたくなった

二眼レフはウエストレベルでシャッター音が小さい
夕日が落ちて光が足りないけど、、、、
僕はしゃがんであれこれ質問しながら
目測で距離を予想して、息を大きく吸ったのだった。