やはり、カメラを畳に上向きに置いて 見上げながら
写真撮ってたら、お参りに来る人は自然と見るよね天井
なぜ石井雙石なのかというと、遡ること20年前、
なんでかハンコに興味を持った私青年は、
ブックオフに手引きになるようなものはないかと
探しに行ったが無い、、んで、ぶらぶらしていると
ワゴンセールの中に和装本を発見したのでした。
中を開けてみると本物の印影が丁寧に捺されていて、
一気に引き込まれてしまって、作者も解らず
その綺麗な赤い線たちを750円で買ったのでした。
そう変人学生の衝動買い。あれから20年!
ネットの時代になって
その印譜を元に調べてみたらなんと
あの志功先生の落款も彫ったという、
石井雙石の印だった、というのがはじまり。
その後、地元のあるハンコ屋を訪れたとき
話がはずんで篆刻の授業になり、雙石さんなら
対泉院にあるよってな話になってビックリ
本堂の天井を見上げることとなったのでした
お盆の家番はこの大正時代の印譜をめくりながら
四十の手習いを模索しています。