両親と盛岡へ
エコール・ド・パリの代表的な画家、アメデオ・モディリアーニの展示
モディリアーニの人物画の特徴である卵だ円の積み上げ、殆どの線が
放物線で描かれていて気持ちいい。個々のだ円が盆栽みたいなバランスで
積み上げられていて、柔らい顔の色調、緑の目と赤い頬にほんわかな優しい
気持ちになりそう。だけど、なんでか踏み込めないのは、背景が暗かったり
少し上から見下ろす目線だったりと強さの要素も必ず書かれているから。
この優しさと強さが魅力。絵の前で感情が大きく波打ちます。
写真でいうところの広角レンズで撮った感じも発見でした。普段広角系で
人物を撮りたい(撮ってる)僕に「頑張れよ」言ってくれている感じがした。