或る家の家宝とされている書物
カール・フォン・リンネ
の生誕300年記念事業
体系への情熱-リンネと自然の体系への夢で同時発刊された物を見せてもらった。
カール・フォン・リンネは雄しべと雌しべの数と配置に注目し、
植物分類の基礎を確立した18世紀の植物学者。
論文や著書では、男女間と性をイメージさせる文章表現を用いて
当時の人に解りやすく植物系を紹介した。
写真はヘレン シュミッツさんという同国のひとで
リンネさんとシュミッツさんの300年の時を越えた
共同作業?的な文章と写真の書でした(著者はまたちがうんだけどね。)
この写真がまた凄くエロティック。
雄しべと雌しべがまさしく花弁という部屋で寄り添う
男と女なのです。
女性にアピールする9人の男のような配置なんてのもあって
「勝ち目なさそう、、、」と思う哀れな俺。
まさに家宝に値する すばらしい書物だった。