その後この本を見せてくれた人と
「美容師の考えてる事」についてお話してたら
面白い考えを言っていた。
お客に自分をリンクさせて色んな雰囲気に自分を変身させて
接客しているというのだ。
要約すると美容師はお客さんの分身になって
お客さんは自分の髪を自分で切ってるような感じになる。
併せて流行とかを取り入れてイメージ以上にする。
なるほどスゲ〜なぁと思った。
変身の術と色んな人と会って観察してないと(濃くネ)出来ない。
うまく変身できなきゃお客さんは減る。
面白い感覚でお仕事してる。
変身のためにいろいろな本物を見聞きし、要らないものはなるだけ排除する。
未だ携帯電話持ってないのも頷ける。稀な人。
「今年は髪伸ばしてみるか?」
「はい」とだけ僕は答えた。