20100826

お盆の話3


つづき

さて、岩場しかない小舟渡の光景をすぐに思い出せたのには理由がある

高校時代のランニングのシゴキ
もっとキツいもうひとつのルート「葦毛崎展望台にタッチしてこい!」
その途中に小舟渡があったからだ

そして
その岩場の光景を思い出したそのとき、
僕の中で何かビビッと電気が走ったような気がした


小舟渡から山方向を見上げると、その灯台があるのだった
『きっとおじいさんは、この鮫角灯台をめがけて泳ぎ着いたに違いない』

・・・・・想像ネ

想像の中でのおじいさんが波に揺られながら目指した灯台と
汗ダラダラで意識も飛びそうになって走って
ユラユラと近づいてくる灯台となんか重なって見える

しかも同じ灯台で

今年、このブログタイトル「灯台」がもっと特別な意味を持った瞬間だった