東京の地下鉄車内で出発待ち
一斉に乗客の携帯が鳴り始める
緊急地震速報
みんな携帯を取り出して画面に見入る
僕は車外へ出てしまった
そして余震
車外に出たのは僕だけだった
みんなの行動と僕の行動がズレている
なんだか恥ずかしいので別の車両に乗り換えた
携帯は情報を知らせてくれるだけで次の行動を指示してくれない
情報を収集することに集中して地震を迎える姿
携帯が鳴ったら手にするのはもう条件反射なのだなぁと思った
桜も携帯で写真を撮って携帯越しで観ている
すぐ見れるという機能は記憶の定着の濃さを薄れさせると思う