天皇と日本人について考えていた
何が違うのか、象徴として生きる天皇はどんな心持ちなのか
車窓から景色を眺めていたら、丁度稲刈りをしていたので
新嘗祭(にいなめさい)の事を思い出した
天皇は日本人を代表して今年の穀物の収穫を感謝する
という祭事を毎年しっかりやっている
先祖に対する信仰、弥生時代からの稲作、太陽や山、水や土、
はたまた微生物まで考えているかどうかわからないが
いろんな事を思って収穫に感謝してお祈りしているのだろう
日本人として当たり前の事
例えば感謝して食べるという事を教えている。「いただきます」という言葉があるが、
この言葉の表す「心」を古くから守り続けたのは天皇なのではないかと思う。
日本人の代表とか象徴としてではなく
普通の日本人の「心」や「考え方」、「もののあわれ」「やまとごころ」の感覚を
持っている人としてとらえた方がよっぽど天皇を理解しやすい
インターネットでは到底検索できないような日本人の古来からの感性を
天皇は示してくれている。察知するのは人それぞれだけれど、そんな風に
僕は天皇に対して親近感を感じている。
特別な信仰は無いけど、そんな意味で やはり天皇は必要
さて、こんな事をどう説明しようか?