20110501

ため息分解


去年Nさんから貰って、更にもらい手のないカメラを棄てることにした
分別、カメラの勉強ためにバラしていく事に
実は90年代のカメラを分解するのは初めてだった

それにしてもプラスチック部品とネジの点数がスゴく多い、
そしてミラーボックスやペンタプリズムの周りには基盤や配線がビッシリ
これがプラスドライバー1本でドンドン分解できる

レンズ、絞り、シャッター、フィルム送りなどカメラの基本機能は
ハンドカメラができた時から全く変わっていないのに、撮影の自動機能が加わると
こんなにゴチャゴチャした作りを無理して貼りつけたりしていたのかと
いろんなため息をつきながら分解

でも
自分にとって無くても良い機能は他人にとって必要な機能
この事で写真が身近になった人もいるのだし
新しい写真のスタイルも生まれたのだな

今、60年も前に金属と布で作られたカメラを使っている
だから余計にそんな事を考えるのかな

デジカメも、フィルム圧着板型の受光素子だけを売ってたら
クラシックカメラ好きは買うと思う

空シャッターを切って受光で先ず電源オン
受光すると画像記憶→次のスタンバイ
数分受光が無いと電源オフ

多分出てくるだろうな、受光部分だけデジカメ、
タンスの肥やしになっているカメラは日本中にいっぱいあるだろうし、
あとは団塊世代の興味が無くなる前に間に合うかだな?

こんな事までだらだら考えて欲しい部品だけ取って、ゴミ箱へ
Nさん貴重な体験をありがとう