白黒写真はやっぱり手焼きの現物を見ないと
その素晴らしさが解らないと思う
パソコンのモニターで見たり、写真集や雑誌で見るより
格段に印象が違うのです
いつの時代になってもたぶんこの感動は
変わらないのではないかと思うのだが
あまりそこまで見てもらえない
見る人がそこまで欲していないのも事実なのです
どうしたものか
なんて暗室で考えながら液体の中で浮き出てくる像を見ては
ウゥーンとかオォーとか唸ったりしているのです
2012年に撮った中でいちばん好きな写真はこれ
こんなに真っ黒な写真に
手焼きの現物が見たくなる魅力があるだろうか?