20100501

GWの話1



ここ5年くらいだろうか、いつも同じ人に髪を切ってもらっている。
切りに行くというよりは、お話をしに。
青森に居るのに東京で開催中の写真展の話とかが出てくる

「ジャンルー・シーフの写真展行った?」
「先々週行きましたよ」
「いいなぁ。行けないから電話して、写真集全部取り寄せたよ」

なんて感じではじまる。今回はジャンルーが活躍していた60年代のお話から
流行の髪型とヴィダルサスーンのペーパーバック、人間の骨格とカッティング・・・
話がのりだすと尽きない。
ずっとお話していたいところだけれど、彼には次のお客さんがいる。
約2ヶ月に1時間。これくらいの間隔と時間が丁度良い時間なのだなと思った。

その後は、写真集やヴィダルサスーンをゆっくり楽しんだ
そして挨拶しないで、毎回スッと消えるように帰ることにしている

今日は接客中にもかかわらず、
こっちへ無言で 「じゃあ・・」と左手を上げた